2013年9月27日金曜日

守破離(しゅはり)

最近子供たちを見ていて、ふとこの言葉が浮かびました。
『守破離(しゅはり)』

日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。日本において左記の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもある。
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚して個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
(Wikipediaより転用)

新しい事をする際に、簡単なポイントを説明したり、トレーニング中にもすぐに直せるようなアドバイスをしても全く聞かずに我が道を行く子が多い。

確かに私の指導力も足りないだろう。

でもそれほど難しいことは求めていないはず。

ヨーロッパで成功した元日本代表の中田英寿氏はプロ入りしてからもとにかく基本(特にインサイドキック)を繰り返し練習し続けていたと聞いたことがある。

今基礎をおろそかにすると必ず上の年代で後悔する時が来る。

まずは
狙った所に蹴れること。
狙ったボールコントロールが出来ること。
ボールを奪われないこと。

これを徹底するだけでも成長出来ます。

最初の頃、私が遊びでフリーキックでバーやポストを狙っていたのは単なる遊びでは無い何かを感じて欲しいからです。

小学生は少しぐらいサッカーを始めるのが遅くても本人の努力次第で追いつけます。

一つ一つのプレーに「今のプレーはこれで良かったのか?」と自問自答するこだわりが出てくれば、その時その子は素晴らしい選手になっているでしょう。

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