2013年10月9日水曜日

啐啄同時(そったくどうじ)

禅語だそうです。

啐・・・今まさに生まれ出ようとひな鳥が内側から卵をつつく様子。
啄・・・ひな鳥の様子を察した親鳥が外側から卵をつつく様子。

何が言いたいか。

ひな鳥(子供たち)自ら卵をつつかなければ、親鳥(指導者)は外から卵をつつきませんよ。

自ら学ぶ姿勢は出来ているか?

練習開始時点で闘う気持ちの準備は出来ているか?

何も準備が出来ていないのに、コーチは何も教えてくれないと思わないこと。

準備が整った子には少しずつレベルの高いことを教えていきます。
 
準備が整っていない子には何も言いません。
ただひたすら気付いて変わってくれるのを待ちます。

だって・・・。
怒鳴りつけて無理やり話を聞く姿勢を作らせたところで、それは表面的なものでしかないから。

心の底から『上手くなりたい!』『強くなりたい!』と思ってくれるのを待っています。

火曜日の練習で言いましたね?

横になってテレビを見ながらポテチを食っている子が『俺Jリーガーになる!』って言ってもなれると思いますか?

言葉とは便利なもので、口では何とでも言えます。

コーチの見ている前でだけきちんとやろうとしているようではまだまだですよ。

ボールを蹴る音・声・雰囲気。
コーチは練習中、目で見るだけではなく色々な事を感じています。

背中を向けているからみんなを見ていないかと思えば大間違いですよ。

理想は・・・親鳥が準備をする前に自ら卵を割って飛び出してこい!

日本人の9歳の中井くんがレアルマドリードの下部組織に入団が決まりました。
すでにバルサで活躍している12歳の久保くんも同世代です。


君たちの変化に期待しています。

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