2013年11月1日金曜日

雑草魂

ボストンレッドソックスの上原投手が話題になっています。
中学では陸上部に所属し、高校でも注目を浴びず、大学は一浪して進学・・・。
決して野球エリートではありません。
 でも自分の努力でプロ入りし、その後も活躍を続けてきました。

サッカー界にも雑草魂はいます。

横浜Fマリノスの中沢佑ニ選手は何とサッカーを始めたのが小学6年生。
中学高校と全国への舞台に出ることはありませんでした。
高校卒業後、単身ブラジルへ渡り自分を磨き、紆余曲折の後、ヴェルディの練習生(給料をもらうのでは無く逆に必要な費用を自腹で払う)からプロ契約を勝ち取る。
日本代表に選出されワールドカップにも出ている。

同じく横浜Fマリノスの中村俊輔選手も挫折を味わっています。
中学時代、マリノスジュニアユースに所属していながら、ユースへは昇格出来ず。
桐光学園へ進学し、1年次は雑用も経験。そこから成長し、活躍し高校卒業時には再度マリノスへ入団する。

みんなが大好きな本田圭佑選手もです。
中学時代、ガンバ大阪ジュニアユースに所属していながらユースへは昇格出来ず。
大阪出身でありながら、石川県の星稜高校へ進学し、自分の弱点を克服しプロ入りを勝ち取る。

とたくさん書きましたが、何が言いたいのかというと
『今が全てでは無い!』という事です。
今上手い子供が全員プロになれるか?

答えはなれません。

才能がありながらも、才能に溺れ、努力を忘れ、潰れていった選手をたくさん見てきました。

 『ウサギとカメ』の”カメの行動”を忘れないで下さい。
 今の結果で人生が決まるわけでは無い。
最後まで諦めない奴が最後には勝つんだ!

その為には自分を客観的に見る事。
今の自分に何が足りないのか?
レベルの高い選手と比べてどう違うのか?

自己分析が大切です。

私も才能に溢れた子供達を潰さぬよう満足することなく指導の勉強を続けていきます。

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