2013年10月28日月曜日

ジュニア年代におけるゴールキーパー

今日は少し専門的に・・・。
26日に高校サッカー選手権青森県予選の決勝を見に行った。
最近の日本代表の試合を見ていても感じていた同じ違和感があった。

それは、キーパーのポジショニングが良くない事である。

どちらのゴールキーパーもボールに対して微妙にポジションがずれている。
恐らく、50、60cmだろうが、この50、60cmが世界では大きい。

この幅は大体だが、キーパーがセービングする為に必要な予備動作の歩幅である。
 ということは予備動作が一歩遅れているのと同じ事である。

だから日本では入るシュートも世界を相手にすると入らないのだ。

では、どうしたら良いか?
今、日本ではキーパーの指導はキーパーをやったことが無い方でも出来るようにメニューが組まれているが、私はそれを真っ向から否定したい!

キーパーはキーパー出身者にしか育てられない。
これは元イタリア代表の某選手も同じ事を言っている。

点差が開いた時のメンタリティ、雨の中なかなかボールが来ない時のメンタリティ、試合中に相手の癖を見抜きながらポジションを修正する。他にも色々・・・。
キーパーをやったことがない人には分からない精神状態があるのだ。

だからこそ、海外育ちの日本人ゴールキーパーが見てみたい。

まぁ理想を語ってもしょうがないから、まずはキーパースクールでもやろうかな。

ジュニアにはキーパー専門の指導をする必要が無いと皆言いますが、目の前に『俺キーパーが上手くなりたい!』と言う子供がいたら無視できますか?



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